《旅好きライターのプロヴァンス暮らし》第七回 〜日曜日は「リル=シュル=ラ=ソルグ」のアンティーク市へ〜

2021年09月05日
タグなし

フランスでは日曜日は家族とゆっくり過ごす風習があり、多くのお店が閉まります。
でも日曜日だって出かけたいですよね。天気がよければなおさら。
私はよく車を1時間弱走らせて(運転は夫)「リル=シュル=ラ=ソルグ」へ行きます。

アンティーク好きが集まる街


「ソルグ川の島」という意味のリル=シュル=ラ=ソルグは、その名の通りソルグ川の支流に囲まれていて島のよう。
透き通った運河と古い水車が、その風景の特徴です。

このリル=シュル=ラ=ソルグは、アンティーク好きの間では知られた街。
街の数カ所に「アンティーク村」があり、年に2回「国際アンティークフェア」が開催されます。

そして毎週日曜日には、運河沿いで朝から夕方までアンティーク市が開かれます。これが私の目当て。


アンティーク市にあるものは、ここでしか手に入らないものばかり。
世界中どこへ行っても同じものが売っている高級ブランド品よりも、私にとって贅沢です。
しかもどれも一点物だから、物との出会いは一期一会!

昔の暮らしを教えてくれる古道具

天秤はかり。本や映画でしか見たことのなかったアイテムを前にすると、当時の人々の営みが生々しく伝わってきて、ささやかな驚きがあります。


1903年と刻まれた120年前のシルバーカップ。第一次、第二次世界大戦も乗り越えて、いまここにあるんですね。

見たことのないアイテムに出会うと好奇心を抑えられません。フランス語がわからないのに、店の人に「ケスクセ?(Qu’est-ce que c’est? これは何?)」と質問してしまいます。
すると店の人は身振り手振りを交えて説明してくれるので、かろうじて聞き取れた単語と併せて用途を推測します。


これはたぶん、葉巻立て。


洗いにくそうですが、ワインボトルです。いまは花瓶として使う人が多いようで、若い女性が買っていました。


ベビーカーでしょうか。手作り感がたまりません。


ときどき「こんなの誰が買うんだ!」とツッコミたくなるものもあります。

お気に入りを見つけて大切にする


アンティーク市ではキッチン用品がたくさん並びます。
衛生的に食べ物を入れるのがためらわれる物は、花瓶や小物容れとして使いたい。

一目惚れした陶器の器を購入しました。14ユーロ(日本円で約1800円)。


午前中はアンティーク市につながる形でマルシェも開催されています。広範囲に渡って店が並び、まち全体がおおいに賑わいます。


持ち帰ってきたのは、職人の手で絵付された小さな容器。凝った絵柄だと思いませんか?
砂糖や塩、香辛料などを入れるものらしいですが、
私はプロヴァンスの乾燥ラベンダーを入れて、香りを楽しんでいます。

現在は大量生産・大量消費の時代。
だからこそ、丁寧に作られ、長年大切に使われてきたアンティークに惹かれます。
私もできるだけ物を大切にしていきたいです。

「《旅好きライターのプロヴァンス暮らし》第七回 〜日曜日は「リル=シュル=ラ=ソルグ」のアンティーク市へ〜」に3件のコメントがあります

  1. とても可愛い容器ですね 日本ではお目にかかる事の出来ない物でしょうね 現地で現地の人達が使用する小物達をまた拝見させて下さいね 楽しみにしております

  2. こんにちは。リル・シュル・ラ・ソルグ数年訪れていませんが素敵な街ですよね!一期一会の出会いとても個性的で愛らしい容器ですね❣️素敵です*。・+(人*´∀`)+・。*久しぶりに行きたくなりました。

    葉巻立てとご紹介のモノはpique-fleur(ピック・フラー)花器です(^^)b
    日本の剣山のように一本一本穴に差して生けます。でも用途は自由🎶葉巻やペン立てや歯ブラシ立てにしても楽しいアイテムですね☺️

  3. 素敵な容器ですね。絵柄や風合いがとってもいいです。いいものを見つけましたね。うらやましい!!!

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