《ニースっ子ステファニーのコート・ダジュール紹介》第六回 〜カーニュ・シュル・メールのルノアール美術館〜

2021年11月25日
タグなし

カーニュ・シュール・メールとルノアール美術館

美術館が好きでしたらコートダジュールを訪問すると忙しいですね。ニースではシャガール美術館とマチス美術館が有名で、マントンにコクトー美術館がある他に、カーニュ・シュール・メールのルノアール美術館もおすすめです。

ルノアールは晩年になってリュウマチがひどくなり、冬は暖かいところで過ごすことを勧められました。南仏を色々回ったらカーニュは一番気に入ったらしいです。しばらく旧市街に住んでから、少し離れたところに農家のある広い土地を見つけて、1908年から亡くなった1919年まで、ルノアールは毎年の冬をカーニュのお屋敷で過ごすことになりました。そのおうちが1960年以降美術館に変身し、現在見学できます。

カーニュで冬を過ごした時期はルノアールが結構有名になって、家族やお手伝いさんが一緒に住む上に友達や弟子もたくさん遊びにきていました。そのため、ルノアールの作品以外に弟子がカーニュで描いた作品もたくさん。

ルノアール美術館内を見学したら、庭でぜひゆっくりしてみてください。ルノアールは車椅子に座ったまま庭のいろんな場所から絵を描いて、300年前のオリーブの木のくねくねした幹がお気に入りだったそうです。そしてよく絵に出てくる「オー・ド・カーニュ」、カーニュの旧市街。山の上にあるルノアールの家から真正面に見えます。高台の上に1000年ぐらい前に建てられた旧市街と頂上に立つお城。

ルノアール美術館から行くのは近いのに交通機関は不便。駅に戻って、そこからシャトルバスで坂を上って「オー・ド・カーニュ」に到着します。お城は現在博物館になって年中いろんな展示会が開かれ、とてもきれいに維持されています。お城の周りに昔の城下町が広がり、目の前の広場にレストランやカフェが並ぶ。細い石畳の路地に車が入れないので、とてものんびりした雰囲気になります。

生活感もたっぷりあって、ペタンクをやっているおじいさんたち、噴水で遊ぶ子供たちなどをよく出会います。とにかく旧市街が高台になるので、城壁を添ってしばらく歩いて海を含むすばらしい見晴らしも楽しんでください。ルノアールの他にデュフィーやスーチンもこの町が気に入って生活したことがよくわかります。

「《ニースっ子ステファニーのコート・ダジュール紹介》第六回 〜カーニュ・シュル・メールのルノアール美術館〜」に1件のコメントがあります

  1. ルノアール美術館、行ってみたくなりました。
    細い路地、石畳み、城下町。魅力いっぱいですね。

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