プロヴァンス好きな皆様に嬉しいニュースが飛び込んで来ました。
英国の雑誌タイムアウトが毎年発表している世界で「最もクールな」51地区のランキングが2022年10月11日(火)に発表されました。
20,000 人の都市居住者と雑誌がインタビューした「地元の専門家」は、「一緒に楽しみ、食事をし、成長し、生活するのに最適な場所」をランク付けしました。
【世界で「最もクールな」51地区のランキングベスト10】
1位:メキシコ・グアダラハラの「コロニア・アメリカーナ」
2位:ポルトガル・リスボンの「カイス・ド・ソドレ」
3位:カンボジア・シェムリアップの「ワットボービレッジ」
4位:アメリカ・ニューヨークの「リッジウッド」
5位:オーストラリア・モントリオールの「マイルエンド」
6位:アメリカ・サンディエゴの「バリオローガン」
7位:日本・東京の「下北沢」
8位:イギリス・マーゲイトの「クリフトンビル」
9位:チリ・サンティアゴの「バリオ・ユンゲイ」
10位:フランス・マルセイユの「クールジュリアン」
なんと!その10位にマルセイユ Cours Julien (クール ジュリアン)が 選ばれました。
(出典元:Google マップ)
正式名 Escaliers du Cours Julien(エスカリエ・デュ・クール・ジュリアン)は、マルセイユの旧港から西に 800 m 徒歩10分に位置する細長い広場です。
かつてマルセイユの野外卸売市場があったこの地区は、地元の人々から一般に「クール ジュ」と呼ばれ、今日では「創造性の高い場所」になっていると同誌は書いています。
特に、ストリート アートのフレスコ画で覆われた壁だけでなく、古着屋、古本屋、アート ギャラリーに改装された古い倉庫、コンサート ホール、石畳の通りや彩りも際立っています。また、多くのバーやレストランがあり、活気に満ちたナイトライフも楽しめます。
したがって、クールジュリアンは、メキシコのグアダラハラ(1位)、キューバのハバナ(14位)、日本の東京の下北沢(7位)と並んでこのランキングに選ばれました。このトップ 51 には、フランスでは2 つのみが含まれています。2つ目はパリのオー・マレで、44位に食い込みました。(BMF marseille-Provenceの記事より)
記念して私が友人達と帰国前の9月に散策したクールジュリアンの街歩き動画を編集しましたのでご紹介致します。一緒にお楽しみ下さい。
マルセイユといえば至る所に落書きがなされ、治安の悪さと比例するイメージで眉をひそめる方も多いと思いますが、クールジュリアンの落書きはアート色の強いもので路地一杯に描かれたイラストに皆さん思わず「わぁ~!凄い!!」と声が漏れる程でした。
路地裏にはビンテージ古着屋やブロカント、駄菓子屋や地球儀だらけの摩訶不思議なショップが建ち並んでいました。さて、動画内のショップ「La Bas Voyages」は何屋さんでしょう?
アンティークの地図やビンテージの地球儀屋さん?
何と!旅行代理店でした。オーナーさん、日本には行ったことがないから分からないとのことでした。
かつての治安の悪い地区から世界で最もクールな地区に生まれ変わったクールジュリアンを機会がありましたら観光の候補に如何でしょうか。
*maman*